知財人材向けのオンボーディングに特化したe-Learningサービス「オンボードアイピー(ONBOARDip)」のアップデート情報をお知らせいたします!

オンボードアイピー
コンテンツマップの公開
オンボードアイピーは「知財実務に関わる方であればどなたでも、分け隔てなく導入学習を行うことができる」をコンセプトにしたe-Learningサービスです。
そのため、学習をする対象の人材毎に担当する業務やスキル習得の順番は異なることから、敢えてコンテンツの全てを常時見放題とし、利用者側の柔軟性を高めることを重視していました。一周目はざっと動画を視聴いただいたうえで、各テーマに対応する実際の業務が発生する直前に何度でも見返すことによって、習熟度を高めていく使い方を推奨しております。
この考え方は今も変わっておりませんが、「そうはいっても、モデルとなる学習順序を提案して欲しい」というユーザー様のお声も複数頂戴いたしました!そこで、知財の楽校がおすすめするモデルフローとして「コンテンツマップ」を公開いたします!

基本的には、マップ左半分のエリア(基軸スキル)を上から下に向かって学習していくことを推奨しています。まずは、事業・研究開発目線で知財を捉える知識体系を基礎とするため、マップ左上(上流)の「図解!事業目線の知財実務メソッドシリーズ」から出発することが望ましいです。
特許ポートフォリオ形成編(全5回)他社特許クリアランス編(全5回)によって自社他社の両視点から知財活動を捉えたあと、具体的な実務への繋ぎ込みとして、特許出願・権利化実務編(全5回)、更には昨今の情報社会においては必須スキルとなっている特許調査編(全5回)を受講します。
そして、仮想事例やワークシートなどを用いてドキュメント力をつけることができるマップ左下(下流)のエリアに駒を進めていくことがおすすめです。
上流で見た講座との繋がりを意識しながら、発明言語化ゼミ(全5回)、検索式作成ゼミ(全5回)、抵触性判定ゼミ(全5回)、公報速解ゼミ(全5回)と受講していただければ、基本的なスキル体系は習得することができます。
マップ右半分のエリア(拡張スキル)は、対象の人材によって必要性が高まる時期や程度が異なることが多いため、自由にご活用いただきたいと考えております。2025年9月末の時点では、知財コンサル基礎ゼミ(全5回)や商標登録性判定ゼミ(全5回)を実装していますが、このエリアは今後もユーザーの声を聞きながらコンテンツの企画開発を行い、ラインナップを充実させていく予定です。
新作コンテンツの実装予告
さて、上記のマップのなかで、白抜きで表示されているコンテンツ名が気になられた方もいらっしゃるかと思います。
大変お待たせいたしました。オンボードアイピーに待望の新作コンテンツを実装いたします!
実践!スキル別の事例演習付き知財実務ゼミ
Produced by chizaijuku

いずれも知財塾が販売しているゼミですがオンボードアイピーの趣旨に合致するゼミを厳選し正式に提供を受けています
クレームドラフティングゼミ(機械・化学・ITパッケージ) 10/15リリース予定
発明を捉え、クレームとして表現するドラフティングのスキルを、事例演習を通じて学ぶことができるコンテンツです。昨今の知財人材は、技術分野を越境して事業や研究開発に携わり、広い視野と的確な視点で発明を見極めることが大切になってきています。だからこそ、キャリアの早い段階から異分野のクレームドラフティングを体験することが強みになると考え、代表的な機械・化学・ITの3つの分野をセットにしたカリキュラムをご用意いたしました。各講師がそれぞれの基礎知識を解説したうえで、仮想事例によるクレーム作成を取扱います。過去のリアルタイムゼミで受講者の方々が実際に発案したクレーム内容や質疑の様子も収録されているため、動画学習とはいえ臨場感を持って取り組めます。

坂田 ゆかり
たつき国際特許事務所 代表弁理士
※機械分野の解説を担当

原田 秀作
弁理士法人G-chemical 弁理士
特定侵害訴訟代理付記 登録
※化学分野の解説を担当

武田 雄人
特許委員会副委員長 弁理士
※IT分野の解説を担当
さらに、2025年末から2026年初にかけては、知財契約関連のゼミと意匠登録関連のゼミをそれぞれ新規実装する方向で、現在鋭意コンテンツの制作を行っております。こちらもご期待ください。

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